Works
仕事を知る
街をつくる仕事
何もない地にゼロから建物をたて、
街をつくり、多くの人々が集い、
みんなの笑顔へつながる。
flow
着工から完成工事までの流れ
『基礎工事』は、建物が沈んだり、転倒したり、移動したりしないように、また建物の重みを地盤にしっかり伝えるための基礎を築きます。建物の基礎は、建物を支える形式の違いで「直接基礎」と「杭基礎」に分類されます。
柱、梁(はり)、屋根などの建物の主な構造部分をつくる骨組工事を『躯体工事』と言います。代表的な躯体としては「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」などがあります。
『外装工事』では、屋根工事をはじめ外壁、防水など、建物の外側部分の工事をします。
『内装工事』には、建具の設置などを行なう建具工事や左官工事、塗装工事などの内装仕上げ工事があります。
『設備工事』は、主に電気設備工事やキッチンやトイレなどの給排水設備工事、ガスの設備工事などを行います。
『外構工事』では、植林や植栽をする造園工事があり、周囲環境を過ごしやすく演出します。
frame construction
躯体工事とは
躯体工事とは「躯体(くたい)」と呼ばれる建物の基本構造をつくる工事です。いわゆる建物そのもので、鉄筋コンクリート造(RC造)の建物では、柱・はり・床・壁などが躯体と呼ばれる主な部分です。
この躯体が出来上がったら、窓を付けるサッシとガラス工事、空調、水道、電気などの設備工事、室内を仕上げる内装工事、外壁をきれいに仕上げるタイル工事に進みます。
躯体工事は、躯体の品質が悪いと建物の安全性の低下や、後工程の工事に影響がでて工期の遅れや仕上がりの悪さにつながるので、建物の土台をつくる重要な工程になります。
frame construction
躯体工事の流れ
伊佐工務店の事業ドメイン。型枠にそってコンクリートの形が出来上がるので、仕上がりを左右する重要な役割です。
基礎工事をして土台をつくります
柱、梁(はり)コンクリートを強化する鉄筋を組んでいきます
鉄筋のまわりをベニヤ板で建物のカタチになるように組み立てていきます。ここが型枠大工の腕の見せ所!
組みあがった型枠に生コンクリートを流し込んでいきます。
1階が終わったら2階を同じように施工。これを階層ごとに繰り返して高層階まで積み上げていきます。
formwork construction
建物の安全性・仕上がり・
魅力を左右する重要な型枠工事
鉄筋コンクリート造の建物には必ず型枠工事が使われ、建物の土台とカタチを作っていくのが伊佐工務店の事業ドメイン。
じつに建物の約70%に携わり、私たちが仕上げた躯体をベースに、後工程の各専門業者が施工をしていきます。
躯体工事の仕上がりが悪いと工事が進まなくなるし、やり直し等でロスもでます。
高い品質を追求し、1mm単位の調整にこだわり、間違いのない躯体に仕上がるように高い技術力が求められます。
コンクリートの形や模様は、わたしたち型枠大工がつくっています。
平面でなく複雑な曲面をべニヤ板で表現。熟練の職人技が光る腕のみせ所です。
ベニヤを階段の形に加工してコンクリートを流し込むと階段の出来上がりです。大工さんにとって、階段の型枠を作れるようになると一人前!
特殊樹脂化粧型枠(発泡スチロールで色々な形を表現)などを使って複雑な模様を付けます。
型枠を取り外した後のコンクリートの表面をそのままデザインする化粧打放型枠工法は、近年では数多くの建物で採用されています。
型枠工事の流れ
加工図作成
図面をもとに柱・梁・壁・床の寸法、形状を拾い出し、型枠の加工図を作成。
型枠加工
加工図を元に、ベニヤ板と桟木を切断加工し型枠を制作。
墨出し
図面に合わせて、何もない地面に墨を使って建物全体の絵を書いていきます。
型枠建て込み
墨を出した印に合わせて型枠を建て込みます。建物全体の仕上がりを決定する大事な作業です。
生コンクリート打設
組み立てた型枠の中にコンクリートを流し込み、コンクリートが固まる前に形を整えていきます。
型枠の脱型(解体)
コンクリートが固まったら型枠を取り外して出来上がり。